ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
著者:梅田 望夫
販売元:筑摩書房
発売日:2007-11-06
おすすめ度:4.5
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かつて、コンピュータ専門誌やパソコン通信上で「半年前の自分は別人」という格言があった。

それは知識の量であったりスキルだったり、半年も勉強すれば出来ること分かることが急激に増えて、数ヶ月前の自分ですらあたかも別の人間かのように感じるという、「学習の高速道路理論」を疾走することそのものだった。自分も我武者羅に知識や知恵を吸収しては、半年前の自分は別人であることを実感し、ちょっとした喜びを感じていた時期が確かにあった。

もちろん今でも知的好奇心に正直に生きているつもりだけれども、はて、今から半年前の自分はどうかと言うと、もちろん確実に成長はしている実感はあるけれども、正直別人というほどのモノではないな、ということに気付いた。

自分自身のキャパシティの限界値が近づいているのか、これが疾走の先に待ち受ける大渋滞という奴なのかはわからないが、実際のところかつてのような高速道路上にいるという実感は薄い。

それでもまだ、高く険しい道に食らいつこうとしている。けものみちに降りるにはまだ早いのだ。

本書でウェブ時代をゆくための沢山のヒントを貰ったことだし、もう少し大渋滞であがいてみようかな、と思えた。